いすのあゆみ

日々の記録です。

読書疲れについて

ひとりの時間の主な過ごし方は、本を読むことだ。日本の小説と新書、洋書をローテーションにして、ほとんどの時間を読書に割り当てるようにしている。このような時間の使い方を始めたのは、1カ月前ぐらいでつい最近のことだ。そこで気づいたことがある。それは、小説を読むことは疲れることである。新書を読む場合は、要所をできるだけ抑えるように読み進めている。しかし、小説は細かいところに気を配るようにしている。小説にも要所はあるかもしれないが、そこに注目するとより物語を理解するためのヒントを見落とす可能性がある。例えば、情景描写や登場人物の仕草、服装である。私自身はそのような箇所は疎かにしてきた人間である。しかし、最近はこれらのような描写をじっくり読むようにしている。そうすると、なぜこの場面でこの情景描写を書くのかなど気になるようになった。このような読み方をすることで、少しずつではあるが、小説を深く読む力が養われてきているかもしれない。