いすのあゆみ

自由に何かを書けるようになりたいです。

「読書力」読了

ファンヒーターの前で飼い犬とともに身体を温めながら、斉藤考さんの「読書力」を読み進めた。序盤で非常に興味を持った内容は、「要約を言えることが読んだということ」である。

この箇所を読んでから、要約を意識して、ふせんやペンで印をつけながら当著書を読み進めた。そして、読了後に要約をしようとしたが、全く筆が進まなかった。しるしをつけた箇所を見てみると、一部は要点をつかめていないようなものもある。これから新書を読むときには、主観的に興味を持った箇所と、内容の要点を分けるなどの工夫をする必要があるだろう。

 

「読書の習慣は、人に対して積極的に向かう構えを培うものだ」p59

1章、3『「一人になる」時間の楽しさを知る』の終盤に書かれていた文章である。読書にそのような効力があるとは、今までに私は考えたことがなかった。読書は習慣となっているが、人との交流に影響を受けているとは実感したことがない。おそらく、気づいていないだけかもしれない。これから、本を読むときは、この効力を意識してみようか。

 

 

 

ここ最近は、読書を扱う本を読むことが多い。「本を読む本」や「読書について」、「小説的思考のススメ」、「批評の教室」の4冊を読み通した。一部だけ読んだものは、「小説の読み書き」、「小説の技巧」だ。

「読書について」はかなり辛辣なことが書かれている。しかし、「考える」ということを意識するきっかけになる本である。

「小説的思考のススメ」は非常に面白かった。この本では、夏目漱石さん、太宰治さん、辻村登さん、吉本ばななさんの作品を例に、小説を読むときの考え方について解説されていた。文章の内容だけでなく、助詞など文章自体に注目することで、より深く小説を読むことができると気づかされた。